みなさん、こんにちは!
ユース鍼灸整骨院の加藤です!
本日のお題は「鉄分について」です!
鉄分は体に必要なミネラルです。しかし、現代社会では不足しがち…。
治療に来られる患者さんに食事やその他の症状について細かくヒアリングをしますが、大半は鉄分不足の徴候がみられます。
症状を改善するためにも、そしてつらい症状が出ないためにも、しっかり知識を深めていきましょう!
鉄分について
人間の体には3〜4gの鉄があります。
食事で摂取された鉄分は腸から体の中に吸収され、主に「赤血球」の中にある「ヘモグロビン」の材料として使われます。
赤血球とは?
血液の赤い成分を持つ細胞で、血液のほとんどは赤血球と水分(血漿)で構成されています。
赤血球は全身に酸素を運び、二酸化炭素を回収する役割があるので、生きてく上ではとても重要な細胞です。
鉄分の重要性
多くの身体の不調が、鉄不足から引き起こされていると考えてられています。
鉄分が不足すると血が作られないので、全身に栄養が行き届かず、痛みが出やすい状況が生まれてしまいます。
「浮腫」や「冷え」も、この鉄不足からくる血液不足によって引き起こされます。
健康的に過ごすには必ずと言ってもいいほど意識してほしいポイントになります
なぜ鉄分不足に?
昔は鉄のフライパンなどの調理器具を使用していたので、溶け出した微量な鉄分から自然と補えていました。
しかし現代では、テフロン加工のものが主流となりそれも難しいです。
野菜などの食品の栄養価も徐々に落ちてきていることも関係していますし、ストレスによるアルコールによっても鉄分の吸収は阻害されます。
そして不足しがちな中、さらに鉄分を多く消費してしまうケースがあるのです。
それは、
①スポーツ選手の過度の運動
②女性の月経や出産
です。
スポーツ選手は運動によるストレスにより赤血球が破壊され、鉄の消費量が増えます。
定期的な出血がある女性、産後の女性は特に注意が必要です。
もともと「鉄分は吸収しにくい」ことに加え、鉄の消費が激しくなると慢性的な鉄欠乏が起こります。
疲れやすい、痛みが消えない、手足が浮腫む…。
そのような症状は日に日に増えていってしまいます。
重要なポイント
「健康診断で指摘されたことは無いし、大丈夫だと思うけど…」
「昔は貧血気味だったけど、最近はそこまで気にならないから…」
というケースがあります。
しかし、健康診断の血液検査で異常値を示さずとも、健康を維持する上では慢性的に不足している方がいることを忘れてはいけません!
そして、症状が出てからでは遅いのです。つらい思いをする前に気にかけて頂く事をオススメします!
鉄分補給はどうしたらいいの?
「先生、ほうれん草を毎日食べればいいってこと?」
「肉なら好きで毎日食べてるよ?」
「おれは焼き鳥でレバー食べるぜ!」
と、いろいろな声が聞こえてきそうですね笑
不足した鉄分を全て食事から補給するのは、正直なかなか難しいです。
ほうれん草だと「7束」
牛肉では「500g」
レバーをなんと「300g」
これを毎日食べなければいけません…。
ちょっと現実的じゃないですよね。
鉄鍋、鉄のフライパンなどを使い、鉄分の多い食材を取り入れてもいいですが、
手軽なサプリメントをオススメしています!
鉄分についての解説動画
今回の内容を動画にまとめてみました
ぜひ通勤・通学時間や一息ついた際にご覧になって下さい!
鉄分不足を見直すだけで、随分と身体が楽になりますよ!!
↓↓↓
ということで、今回は「鉄分について」でした!
科学的に分析し、自分の身体で実践して効果を実感したものを皆さんに共有しております。
参考にして頂けたら嬉しいです!
最後までご高覧頂きありがとうございました!