整体の効果は持続するの?
整骨院や整体院で施術を受けてからどのくらい整体の効果が持続するのか気になったことはありませんか?
施術を受けてもまた体の調子が元に戻ってしまうのではないかと不安に思う方も多いと思います。
「施術を受けた後は体が軽くなったけどだんだん戻ってしまった」
「施術後は痛みが緩和されたがまた痛くなってしまった」
このような声は整骨院や整体院で聞かれることがあります。
ただ全ての方がこのような状態に戻ることはありません。
なぜ同じ施術を受けているのに、効果が持続する人とそうでない人がいるのでしょうか。
それは日頃の生活習慣やセルフケアに問題があるかもしれません。
自分でメンテナンスをする3つの方法
では、どのような生活習慣を送りどのようなセルフケアをすればいいのでしょうか?
ここで「自分でメンテナンスをする3つの方法」として説明していきたいと思います。
施術を受けた体が戻らないためには
まずは施術者が提案する治療期間、通院頻度を守りましょう。
体のバランスを整えて血流やリンパの流れを良くするには最低でも3〜4ヶ月かかると言われています。
これは血液が入れ替わる期間がおおよそ120日くらいで、施術を受けて体のバランスが定着するまでの期間です。
体のバランスを脳に定着させる期間ですね。
この期間内は定期的に施術を受ける必要があるのですが、施術を受ける間隔は最低でも週に1回です。
週に1回の施術を1ヶ月〜1ヶ月半は続ける必要があります。
痛みやシビレが強い場合や急性の外傷(捻挫や肉離れ)の場合はこの限りではなく、毎日施術を受けることが必要になります。
※1日に2〜3回施術を受ける必要がある場合もあります。
施術者が適切な通院頻度を説明させて頂きますので、この通院頻度を守って施術を受けて頂くことで、体の調子は元に戻りづらくなります。
【その1】 生活習慣を見直す
日常生活や仕事をしていての痛み、スポーツの痛み。
どの痛みもベースは生活習慣です。
生活習慣で重要な項目は?
「食事」と「睡眠」です。
食事で気をつけることは?
何か気をつけようとした時に、みなさんならこう考えるでしょう。
何を食べればいいか?何を飲めばいいのか?
しかしこの考え方は危険です。
まず体に不調が起こった原因や体が戻りやすい要因を考えると、不要なものを体から取り除く必要があります。
ですから、「何を食べるか」「何を飲むか」ではなく
「何を食べないか」「何を飲まないか」です。
ではどのようなものを取り除いていくべきでしょうか?
「砂糖」「乳製品」「小麦」「アルコール」
これらの製品を控えることが重要です。
上記の食品は、摂取することにより体に毒素が溜まりやすく、痛みや不調を誘発してしまう危険があります。
嗜好品として食べたり飲んだりしていた方は、急にやめることは難しいと思いますので、まずは量を減らすところから始めてみてください。
これらの製品を控えるこができれば、鉄分とタンパク質(アミノ酸)を積極的に摂取していきましょう。
鉄分とタンパク質は、必要量を食事で摂取するとなると大変です。
今はサプリメントで簡単に摂取できますので、サプリメントを毎日決まった時間に摂取しましょう。
睡眠で気をつけることは?
次に睡眠です。
睡眠は体を回復してくれる唯一の時間です。
仕事や部活、塾などで睡眠時間が確保できない人もいるかもしれませんが
理想は1日7〜8時間の睡眠です。
体を回復させるために、スマートフォンやタブレット等の端末は体の近くに置かないようにしましょう。
自分好きな匂いを寝室に置くことも睡眠の質を上げるにはいい方法です。
【その2】 呼吸法を行う
呼吸法を行うと体にどのような効果が現れるのでしょうか?
呼吸をゆっくり行うと、胸腔と腹腔の境目である横隔膜が動きます。
横隔膜には腰や下半身の支えとなる筋肉、腸腰筋が付着しています。
また横隔膜はリンパの流れに関与しているので、横隔膜がしっかり動くことで体内の老廃物の排泄が良くなります。
呼吸法のやり方
5秒間吸って10秒間吐く
このサイクルを3〜5セット行いましょう。
1日に何回行ってもいいのでぜひ実践してみてください。
【その3】 入浴(半身浴)
入浴をすることにより代謝が良くなり、体に溜まった老廃物や疲労物質が排泄されやすくなります。
また血流が良くなるので、体の隅々まで酸素や栄養素が運ばれます。
体にリラックス効果を与え、睡眠の質が高まります。
時間に余裕がある方は、半身浴をして汗が流れるくらいまで入ると効果的です。
最後に
いかがでしたでしょうか。
もちろん施術受けるだけでも効果はありますが、「体を元に戻さない」「いい状態を保つ」ためには上記の3つのことを気をつけてみてください。
ご自身で生活習慣を見直すセルフケアを行うことで施術の効果は持続します。
今回は自宅でも簡単にできる方法を3つご紹介しました。
今後は痛む箇所ごとのセルフケアもお伝えしていきますので楽しみにしてくださいね。