こんにちは!
ユース鍼灸整骨院の山岸です!
今回は女性目線の投稿になります。
本日は「月経困難症」の考え方についてお伝えしていきたいと思います。
今画面を閉じようとしたそこの紳士に少年!
「自分は関係無い」と思わないでください。
周りに居ませんか?
彼女や兄妹、奥さんに友人…自分の側で悩んでる方、居るんじゃないでしょうか?
知識として知っておいて、損はないはずです。
山岸の経験談を踏まえながら発信していきますので、是非一緒に考えていきましょう!
「月経困難症」について
一般的には、月経中やその直前に起こる「病的」な随伴症状の事を指します。
腹痛や腰痛を主症状として、その他激しい頭痛や食欲不振、下痢などがあります。
個人個人で全く違う症状が出ます。
山岸自身もかなり重い「月経困難症」を患っています。
学生の頃は、買い物中にあまりの痛みに意識を飛ばしかけ、危うく救急車沙汰、なんて事もありました…
今思い出してもゾッとします…。
「そのくらい痛いのなら、何か原因があるんじゃ無い?」
と思いますよね。
そう思って、色々と検査をしてもらいました…。
しかし、結果は「異常無し」でした。
また、治療として低容量ピルを飲んだこともありますが、血液検査に引っかかり止められてしまいました。
原因無く、為す術無く、しかし痛みは酷く重い。
きむらに通う事を決めた理由が、「原因が無いと言われたが、痛くて困る」という方も多いのではないでしょうか…。
まさにそんな状態でした。
重い症状の原因
結局、何が原因だったのか?
自身を見つめ直し、少しづつ紐解いていけば、検査じゃ分からないようなことが浮かんできました。
まずひとつめの原因。
それは『食生活』です!
ひどい生理痛があった月の、生理一週間の食生活を振り返ってみました。
①「デザート」や「菓子パン」を毎日平均二個食べていた
②ブラックコーヒーに「牛乳」を入れ割って飲んでいた
要するに「小麦」と「牛乳」です。
うどんやパスタなどの麺類、チーズなどの乳製品も含まれます。
これらを日常的に摂取していた月は、必ずと言って良いほど生理痛が強く出ていました。
当てはまる方、多いんじゃ無いでしょうか?
そしてもうひとつ。
③一日の水分摂取量が1L以下。摂っていたものが緑茶。
水分は普段からよく摂るようにしていましたが、水では無く緑茶やウーロン茶…いわゆるカフェインが含まれている飲料を飲むことが多かったです。
これもかなりの人が当てはまるのではないでしょうか。
身体の冷えが原因だ、やら運動不足が原因だ、などとよく目にします。
もちろんそれも原因となり得ますが、それよりもまず、毎日欠かさず行っている『食事』。
何となしに食べている「小麦」や「乳製品」が、身体を苦しめることになっているのです。
三食麺類だったり、、甘いものを食べまくったりしていないでしょうか?(それは昔の私…。)
ミルクティーを飲むことに一杯一杯で、水を飲んでいなかったりしないでしょうか?
そんなところが関係しているの?と思ったことでしょう。
辛い人ほどまずは『食生活』を振り返ってみてください。
「痛み」とは、本当に孤独なもの
先ほども記した通り、山岸も月経困難症を患っております。
一年間ほどかけて『食生活』を変え、少しづつですが改善が見られるようになってきました。
「痛み」とは、本当に孤独なものです。
特に月経の悩みは…男性にはもちろんありませんし、女性の中にも全く無い方もいます。
私の場合、周りにそこまで酷い人が存在しませんでした。「そんなに痛いの?」と呆れる様に言われたこともあります。
とても孤独でした。
毎月毎月やってくる悪魔と、丸腰で戦っている様でした。
もし、弱くても丸腰でも、「仲間」がいて、パーティーを組む事が出来たらどんなに良かったでしょう…
私がお伝えしたいのは「自分の痛みや孤独を理解し、側で見守ってくれる人を探す」という事です。
「理解」は「受け入れ」につながり、その後どうしたらいいのか?と「行動」に移ります。
ここで注意していただきたいのが、「同情」とは異なるという点です。
“辛いよね”“大丈夫?”
と言われても、
何も知らないくせに…と苛立ちが起きてしまい、お互いの気遣いがお互いを殺す事になってしまいます。
いい気持ちにはなれないでしょう。
以下、そうならないために「行動」するべき内容になります。
1.まずは、自身の症状について、信頼出来る人に話しましょう。
「痛い」だけではなく、”何日目では〇〇がある“など、具体的にどうなってしまうのかを話す事で相手が「理解」出来ます。
2.もしそうなった場合、自身はどうして欲しいのかを伝えましょう。
“カイロを貼って欲しい”“そっとしておいて欲しい”“定期的に声をかけてほしい”など、要望はそれぞれ個人で全く異なるでしょうから、言葉で伝えることが大切です。
ここは安全であり、この人は信頼できる人だと身体が覚えてくれれば、独りで戦わなくても済むと心に余裕が生まれてくる事でしょう。
その余裕が、とても大切な事なのです。
最後に
長々とお伝えして参りました。
共通することは「他人事だと思わないこと」です。患っている本人も、周りにいる人もです。
今日の内容で、少しでも「月経困難症」の考え方が変われば幸いです。
ご高覧いただきありがとうございました。
良き週末をお過ごしくださいませ。