今回のテーマは、「ストレッチ」についてです。
「ストレッチをすると痛みが緩和される」
「怪我の予防のためにも重要」
とお考えの人が多いのではないでしょうか?
実は当院ではストレッチをおすすめしていません。
その理由についてお話させていただきます。
ストレッチとは?
運動をされる際に誰しも行っているストレッチ。
ストレッチをすればするほど、怪我をしないと思っていませんか?
実はそうではないのです。
ストレッチには、筋肉を意識しながらじわじわと伸ばす「静的ストレッチ」と
反動をつけながらダイナミックに動かす「動的ストレッチ」の2種類があります。
なぜおすすめしないのか?
「静的ストレッチ」これが当院のお勧めしないストレッチです。
静的ストレッチは柔軟性の維持を向上したり、
疲労回復といったメリットも、もちろんあります。
しかし、怪我を治す上ではデメリットの方が多いと、我々は考えています。
①循環が悪くなる。
→筋肉と一緒に血管も引き伸ばされてしまうことで、血管が細くなり中を通る血液が減ります。
※坐骨神経痛などの神経症状がある人は悪化させる危険があります。
②パフォーマンスが落ちる。
→運動前に筋肉を伸ばすと筋線維の嚙み合わせが悪くなるため、力が入らなくなります。
その結果、重心バランスが崩れパフォーマンスが低下し、怪我につながります。
③柔軟性が高すぎると怪我をした時の重症度が高い。
→関節の限界を超え易くなるので、大きな怪我につながります。
④健康増進する効果が薄い。
柔軟性が上がっても心肺機能や持久力は上がりません。
こんな人は仕方がない
スポーツ選手や身体の硬い人は、静的ストレッチをセルフケアとして当たり前だと思いがち!
ですが、「硬いから伸ばせばいい」というものではないので注意が必要です。
ですが、ダンサーや体操選手などは、競技の特性からトレーニングとして柔軟性が必要な方もいます。
また、激しい運動が出来ない人には長期的に筋力アップ効果が期待できます。
どうしても、、、という時は?
以下の【3つのポイント】を参考にしてください!
①運動前は15秒以内であれば影響が少ないです。
②運動後は気持ちがいい程度で30秒以内であれば筋肉改善に効果的です。
③ストレッチ後に当院おすすめの「首の体操」を行うことでデメリットを軽減できます。
ストレッチをするなら!
ストレッチをするなら、「動的ストレッチ」をおすすめします!
動的ストレッチには「ダイナミックストレッチ」「バリスティックストレッチ」
の2つのパターンがあります。
「ラジオ体操」「ブラジル体操」
これらも実は動的ストレッチに含まれているのです。
筋肉・関節の動きがよくなることで血流を良くする効果があり、怪我の予防に繋がります。
運動の前には、静的ストレッチよりも動的ストレッチがおすすめです!
最後に
筋肉をただ伸ばすだけでは逆効果になってしまうことが
お分かりいただけたでしょうか?
今後は、ストレッチの特性を理解した上で行っていきましょう!
グループ情報
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