スポーツ活動において「ふとももの肉離れ」は頻繁に発生する外傷の一つです。
特にサッカー、陸上競技、バスケットボールなど、急激な加速・減速やジャンプ動作を伴うスポーツで多く見られます。
ユース鍼灸整骨院では、24年の経験を持つ代表をはじめ、多くの臨床経験を積んできた施術家が、数多くのスポーツ選手の肉離れ治療を行ってきました。
その中で、受傷直後の適切なアイシング(冷却療法)が、その後の回復過程に大きく影響することを実感しています。
ふとももの肉離れとは
ふとももの肉離れ(筋断裂)は、主に太もも前面の大腿四頭筋や後面のハムストリングスに起こる、筋肉の部分的または完全な断裂です。
筋肉が急激に伸ばされたり、強く収縮したりした際に、筋線維が耐えきれずに損傷を起こします。
肉離れの重症度分類
1度(軽度):筋線維の軽微な損傷
- 筋肉の5%未満の断裂
- 軽い痛みと軽度の機能障害
2度(中度):筋線維の部分断裂
- 筋肉の5~95%の断裂
- 明らかな痛みと機能障害、内出血を伴う
3度(重度):筋肉の完全断裂
- 筋肉の95%以上の断裂
- 激しい痛みと完全な機能喪失
アイシングの生理学的メカニズム
アイシングが肉離れに効果的な理由を理解するためには、その生理学的メカニズムを知ることが重要です。
血管収縮効果
冷却により血管が収縮し、受傷部位への血流が減少します。これにより、出血や腫脹(むくみ)を最小限に抑えることができます。特に肉離れでは、筋線維の断裂に伴う毛細血管の損傷による内出血が問題となるため、この効果は非常に重要です。
代謝抑制効果
組織温度の低下により、細胞の代謝活動が抑制されます。これにより、酸素需要が減少し、低酸素による二次的な組織損傷(続発性低酸素症)を防ぐことができます。
疼痛緩和効果
冷却により神経の伝導速度が低下し、痛みの伝達が抑制されます。これは「ゲートコントロール理論」に基づくもので、冷たい感覚が痛み信号をブロックする効果もあります。
筋スパズム軽減効果
筋肉の温度低下により、筋スパズム(筋痙攣)が軽減されます。これにより、さらなる筋損傷を防ぐとともに、痛みの軽減にもつながります。
正しいアイシング方法:RICE処置
肉離れに対する応急処置として、国際的に推奨されているのがRICE処置です。
R – Rest(安静)
受傷直後は、患部を動かさずに安静を保ちます。
無理に動いたりストレッチをしたりすることは、損傷を拡大させる可能性があります。
当院に通われる患者様から、
「プレーを辞めるように言われるのではなく、プレーを続けながらほぼ完治にまで持っていってくれる」
というお声もいただいていますが、これは適切な初期処置と段階的な治療によって実現されるものです。
I – Ice(冷却)
最も重要なアイシングの具体的方法について詳しく解説します。
使用する冷却材:
- 氷嚢(最も効果的)
- アイスパック
- コールドスプレー(※応急処置のみ)
冷却温度:10~15度が理想的
- 0度以下:凍傷のリスク
- 20度以上:十分な冷却効果が得られない
実施方法:
- 氷嚢やアイスパックを薄いタオルで包む
- 患部に密着させて固定
- 15~20分間継続
- 1~2時間の休憩を挟む
- 受傷後48~72時間は定期的に実施
C – Compression(圧迫)
弾性包帯やコンプレッションウェアを使用して、適度な圧迫を加えます。これにより、腫脹を抑制し、損傷部位を保護します。
E – Elevation(挙上)
可能であれば、患部を心臓より高い位置に保ちます。これにより、静脈還流を促進し、腫脹を軽減しす。
アイシングはいつまで行う?
急性期(受傷後0~72時間)
頻度:2~3時間おき
時間:15~20分間
注意点:夜間も含めて定期的に実施
この時期のアイシングは最も重要で、その後の回復過程を大きく左右します。
亜急性期(受傷後3日〜)
この時期から温める温熱療法に切り替えます。
血液、リンパの循環を促進して
頻度:4~6時間おき 時間:10~15分間 方法:注意点:炎症の程度を確認しながら実施
ユース鍼灸整骨院の肉離れに対する根本的アプローチ
症状の本当の原因を特定
そもそも、なぜ肉離れが起きたのか…。それがとても重要です。
一般的には
- ウォーミングアップが足りない
- 疲労が溜まっている
- 練習前後のストレッチが足りない
といったことが理由に挙げられますが、専門家はより根本の原因を見つけます。
当院では肉離れ表面的な症状だけでなく、その根本原因を特定することを重視しています。
多くの場合、真の原因は以下のようなところにあります。
- 骨盤の歪み:土台となる骨盤の歪みが腰椎に負担をかける
- 背骨の歪み:全体的な脊柱のバランス崩れ
- 重心バランスの崩れ:体幹の安定性の低下
- 筋肉の緊張と歪み:重心バランスの崩れに伴う、筋肉の過度な緊張
- 血流不順:組織への酸素、栄養供給の低下
初回カウンセリング・検査の重要性
「症状を根本改善するためには、まずお身体の状態をしっかり把握する必要があります」という考えのもと、初回のカウンセリング・検査に十分な時間をかけ、一人ひとりの状態を詳しく分析します。
これにより、単純に「冷やす」「温める」という対症療法ではなく、なぜそのケガが起こったのかという原因にアプローチできるので、肉離れを繰り返す事もなくなります。
繰り返すケガの原因が知りたい方は専門家に相談を!
肉離れは「筋肉そのもの」だけでなく、「骨盤の歪み」や「身体全体のバランス崩れ」からくることが多いです。
ユース鍼灸整骨院では、国家資格を持つ施術者が原因を見極め、的確な施術を行っています。
また、セルフケアの正しい方法や、日常生活での注意点についても丁寧にアドバイスします。
まとめ
肉離れの直後は、上記の通りにアイシングを行ってください。
ルール通り行うことで、出血を抑制してケガの治りを早めることができます。
ただし、肉離れの原因はストレッチ不足、単なる疲労だけではなく、場合によっては「骨盤や背骨の歪み」が関係しているケースもあります。
肉離れを繰り返す、なかなか痛みや張り感が改善しない、何をしたらいいかわからない時は、無理をせずプロのサポートを受けることが、結果的に早い回復につながります!
院情報
ユース鍼灸整骨院
・埼玉県さいたま市見沼区東大宮4丁目1−4 トライフォース 2F
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