このページを見てくださっている方からすると、坐骨神経痛という言葉はかなり馴染みのある言葉かもしれませんね。
腰からお尻、足にかけて痺れが走る…。そんなイメージでしょう。
坐骨神経とは、腰椎・骨盤から出る神経が集まってできたとても太い神経です。
お尻を通って太ももの裏を通り、足の裏まで続く、とても長い神経になります。
現代の生活では、長時間座っていることが多かったり、運動不足になりがちだったりと、どうしてもこの坐骨神経に問題が起きやすく、坐骨神経に沿った痛み(坐骨神経痛)が起きやすい環境にあります。
毎日のちょっとした心がけで、このつらい症状を予防することができます。今日から始められる、やさしいセルフケアをご紹介していきます。
姿勢を整える〜体に優しい座り方〜
お仕事中の座り方を見直してみましょう
デスクワークをされている方は、ついつい前かがみになってしまいがちです。でも、ちょっとした工夫で体への負担を減らすことができます。
まず、椅子に座るときは「お尻の奥まで座る」ことを意識してみてください。そして、足裏全体を床にペタッとつけて、膝が90度くらいになるように椅子の高さを調整します。
背筋は、糸で上に引っ張られているようなイメージで、自然に伸ばしてみましょう。力を入れすぎず、リラックスしながらがポイントです。
パソコンの画面は目線の高さかほんの少し下に来るようにすると、首が楽になります。
そして何より大切なのは、30分に一度は立ち上がること。「あ、そういえば」と思い出したら、軽く伸びをしたり、肩を回したりしてみてください。
生活習慣の見直し☝🏻
水分補給
意外かもしれませんが、水分不足も腰痛の原因になることがあります。
背骨のクッションの役割をしている椎間板は、水分をたくさん含んでいるからです。
一日に体重×30ml(60kgなら1.8リットル)の水が必要だと言われています。
ぜひこまめに飲むよう心がけてみてください。一度にたくさん飲むより、ちょこちょこ飲みがおすすめです。
体を温めてリラックス
お風呂にゆっくり浸かることも、とても良いセルフケアです。38〜40度くらいのぬるめのお湯に、15〜20分浸かってみてください。
血行が良くなって筋肉の緊張がほぐれ、神経の血流が改善します。お風呂の中で軽く首を回したり、肩を動かしたりすると、さらに効果的です。
重心バランスの意識
「ユース鍼灸整骨院」が行う「重心バランス整体」は、坐骨神経痛の根本原因である体の歪みを整える施術です。
日常生活でも、重心の偏りを防ぐ意識が大切です。
- 立っているときは左右均等に体重をかける
- 歩行時は片足だけに重心をかけない
- 片方の足に体重をかけて立つクセをやめる
このように重心バランスを意識することで、骨盤の歪みや筋肉の偏りを防げます。
足の血流を良くするセルフケア
坐骨神経痛は血流が悪くなると悪化します。我々の治療ではこの血流が改善すよう体に働きかけているのです。
じつは血流がいい位置はご自身でも見つけられます。
血液の流れが良いと、人は「居心地がいい」という感覚になります。
次の3ステップをお試しください。
- つらい方の足を上にして横向きに寝る
- 足を上に上げる、もしくは下げる → 足が楽な位置を見つける
- 足を前に曲げる、もしくは後ろに伸ばす → 椅子などに足を上げ位置をキープ
居心地のいい位置で3〜5分間ほどキープすると、血流が改善して足が軽くなります。
※足が重くなったりピリピリして来る場合は、位置が正しくないので注意
私はソファ足を伸ばして後ろに引いた位置が楽なので、ソファに横になり、背もたれに足をのせてキープしています。
このように血液に意識を向けることで、回復力の向上が期待できます。
ストレッチは要注意…!!
痛い部位や硬い筋肉をむやみに伸ばすと、症状が悪化する可能性があります。
SNSなどで見かけるストレッチも、人によっては合わないこともあるので、注意が必要です。
神経への影響
もともと神経は牽引に弱い組織です。もし神経が身体の中で引っ張られて症状が出ている場合は、更に引き伸ばすことになります。
良かれと思ってストレッチをすることで神経を痛め悪化させるケースがあります。真面目な人ほどもっと伸ばしたほうが良いのでは?と思い悪化させる場合があります。
血管への影響
血管は弾力性のある組織です。血液が流れるゴムチューブのようなイメージです。
しかし過度に伸ばされることでゴムチューブの内腔が狭まります。血液の流れが妨げられ、血流障害が起こる可能性があります。
日頃から水分不足の方や、糖尿病などの病気で全身の血流が悪い方は、ストレッチによって症状を悪化させるケースがあります。
早めのケアと定期的なメンテナンス
セルフケアはとても大切ですが、やはり限界があります。
お伝えした方法で改善しない場合は早めの治療が必要です。
痛みやしびれが続く時、だんだん悪くなっている時は、我慢しないで専門家に相談してみてください。早めのケアが結果的に治りを早くしてくれることにつながります。
車の車検と同じように、体も定期点検が必要です。
スポーツやお仕事…、家事や育児…、日々頑張っているお体のメンテナンスをぜひご検討ください!
院情報
ユース鍼灸整骨院
・埼玉県さいたま市見沼区東大宮4丁目1−4 トライフォース 2F
・JR宇都宮線「東大宮駅」から徒歩1分
・TEL 048-658-9431
・公式LINE LINEでのお問合せ
埼玉県の整骨院・整体なら『ユース鍼灸整骨院』へ!
当グループではスポーツ外傷・障害に特化した施術を行なっています。
捻挫・肉離れで治癒まで期間がかかるスポーツ外傷を早期復帰させる外傷に特化した施術を行なっています。 またどこに行っても改善されなかった痛みでお困りでしたらきむら鍼灸整骨院グループへお越し下さい。
夜21時まで営業していますので、部活帰り、お仕事帰りの方にもとても通いやすくなっています。
どこに行っても改善されないスポーツ時の痛み、慢性痛、身体の不調でお困りでしたら、ぜひご相談ください!