坐骨神経痛を防ぐための暮らしのコツ
腰からお尻、太ももやふくらはぎにかけてピリピリとした痛みやしびれ…。
もしかするとそれは坐骨神経痛かもしれません。
「座りっぱなしの仕事が多い」「最近運動不足気味」という現代人にとって、とても身近な悩みです。
しかし、ちょっとした生活の工夫で、このつらい症状を予防することができるんです。
”坐骨神経”は私たちの体で一番太くて長い神経で、腰の骨からお尻を通り、足の指先まで続いています。この神経が圧迫されると、神経の通り道に沿って痛みやしびれが現れます。
「長時間座っているとお尻が痛い」「階段を上るときに太ももの裏が痛む」といった症状に心当たりがある方は、今日から始められるやさしい予防法を実践してみましょう。
1. 毎日の姿勢の影響
私たちの背骨や骨盤は、積み木のような絶妙なバランスで成り立っています。
でも、デスクワークやスマホを見る時間が長くなると、どうしても猫背になりがち。この状態が続くと、腰の骨に余計な負担がかかって、坐骨神経を圧迫してしまいます。
また、お尻や太ももの裏側の筋肉がずっと圧迫されると、血の流れが悪くなり、これも神経痛の原因になります。
「30分〜1時間に1回は立ち上がる」
これだけでも、実はとても効果的です。
軽く体を動かすことや少し歩くだけでも血流が良くなり、筋肉の緊張もほぐれます。
椅子に座るときは、背もたれにもたれて、足の裏全体を床につけ、パソコンの画面は目の高さに調整しましょう。
スマホを見るときも、できるだけ画面を目の高さまで上げてみてください。
2. お腹の調子を整えよう
「内臓と坐骨神経痛が関係あるの?」と驚かれるかもしれませんが、実は、お腹の調子が悪いと、体全体の回復力が落ちてしまいます。
結果、少しの負担でも痛みやしびれが出やすくなってしまいます。
冷たい飲み物ばかり飲んでいると、内臓を冷やしてしまうので、できれば常温や少し温かい飲み物を選んでみてください。
水分補給を心がけ、こまめに水分を取りましょう。のどが渇く前に少しずつ飲むのがコツです。
食事は「腹八分目」を心がけ、揚げ物や味の濃いものだけではなく、野菜を取り入れてみてください。
3. 体を冷やさない工夫
体が冷えると、筋肉がキュッと硬くなってしまいます。
硬くなった筋肉は血の流れを悪くして、神経を圧迫しやすくなります。特に腰やお尻周りが冷えると、坐骨神経痛のリスクが高まってしまうんです。
冬はもちろんですが、夏のエアコンの効いた部屋でも要注意。薄手の腹巻きや靴下で体を温かく保ち、オフィスではひざ掛けがあると安心です。
お風呂の時間も大切にしてください。シャワーだけでなく、38〜40度くらいのぬるめのお湯に15〜20分ほどゆっくりと浸かりましょう。
お気に入りの入浴剤を使えば、リラックス効果も倍増です。体の芯から温まって、筋肉も柔らかくなります。
4.睡眠と運動
坐骨神経痛の予防は、日常の中で少し意識を向けてあげるだけでも変化します。
良質な睡眠を取ったり、散歩などの軽い運動を習慣にしたり、ストレスを溜めすぎないように心がけることも、体の調子を整えるのに役立ちます。
規則正しい生活リズムを保つことで、体の自然な回復力も高まります。
週に数回、30分程度のウォーキングや水泳などの運動を取り入れられれば理想的ですが、できる範囲で行いましょう。
激しい運動というよりは、多少息が上がっても会話ができる程度の運動が健康維持には効果的です。
まとめ
ここまでご紹介した方法は、あくまで予防のためのものです。
もしすでに強い痛みやしびれがある場合、セルフケアを続けてもなかなか改善しない場合は、一人で頑張りすぎないでください。
背骨や骨盤に何らかの問題が隠れていることもあり、早めに適切な診断や治療を受けることで、症状の悪化を防ぐことができるため、専門家に相談することをおすすめします。
毎日のちょっとした心がけで、健やかな体を保っていきましょう。今日できることから、無理のない範囲で始めてみてください。
院情報
ユース鍼灸整骨院
・埼玉県さいたま市見沼区東大宮4丁目1−4 トライフォース 2F
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