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はじめに

痛みの対処法として、アイシング(冷却療法)は広く知られている方法の一つです。

しかし、すべての症状にアイシングが有効というわけではありません。

股関節痛の原因は、仙腸関節の動きの問題、背骨の硬さ、重心バランスの崩れなど多岐にわたるため、適切なタイミングと方法でアイシングを行うことが重要です。

アイシングの基本的な効果

①炎症の抑制

アイシングの最も重要な効果は、急性期の炎症を抑えることです。組織が損傷すると、体は炎症反応を起こし、患部が腫れたり熱を持ったりします。冷却することで血管が収縮し、炎症物質の拡散を抑え、腫れや痛みを軽減できます。

②痛みの緩和

冷却は神経の伝達速度を低下させるため、痛みの感覚を一時的に鈍らせる効果があります。これにより、急性期の激しい痛みを和らげることができます。

股関節痛におけるアイシングが効果的なケース

①急性期の痛み

スポーツ中に股関節を痛めた直後や、突然の激しい痛みが出た場合は、アイシングが効果的です。ダッシュやランニング中に股関節に違和感を感じ、その後痛みが増してきた場合も、早期のアイシングが推奨されます。

②運動後の炎症

運動やトレーニング後に股関節周辺が熱を持ち、腫れや痛みを感じる場合は、アイシングによって炎症を抑えることができます。特に筋挫傷や捻挫のような症状では、運動後のアイシングが有効なことがあります。

実際の冷やし方

①アイシング方法

  • 氷嚢やアイスパックを薄いタオルで包んで使用
    最も痛みが強い部位に15~20分間冷却
  • 連続して冷やすのではなく、1〜2時間の間隔を空けてから再度アイシングを行います
  • 急性期(受傷後48〜72時間)は、起きている間は繰り返しアイシングを行うことが理想的です。

②アイシングの姿勢

股関節をアイシングする際は、楽な姿勢で行うことが大切です。仰向けに寝て膝を立てた姿勢や、横向きに寝た姿勢など、患部に無理なく氷を当てられる姿勢を選びましょう。

アイシング中は患部を安静に保つことが重要です。

アイシングと温熱療法の使い分け

●急性期と慢性期の判断

基本的な目安として受傷後48〜72時間は急性期と考え、アイシングを行います。

それ以降、炎症症状(腫れ感や熱感、鋭い痛み)が治まってきたら、徐々に温熱療法に切り替えることを検討します。

アイシングの注意点と限界点

①冷え性や循環器系の問題、感覚障害がある場合

元々冷え性の方や、血行不良がある方は、アイシングによってさらに血流が悪化する可能性があります。また、レイノー病などの血管系の疾患がある方は、医師に相談してからアイシングを行うべきです。凍傷に繋がることがあります。

糖尿病などで末梢神経障害があり、感覚が鈍くなっている方は、凍傷のリスクが高まるため、アイシングは避けるか、十分に注意して行う必要があります。

  • 皮膚が白くなる
  • 感覚がなくなる
  • 痺れや痛みを感じる

などの症状が出たら、すぐにアイシングを中止してください。

②慢性期の股関節痛

数週間から数ヶ月続いている慢性的な股関節痛の場合、炎症はすでに治まっていることが多く、アイシングよりも温熱療法の方が適していることがあります。慢性期には、筋肉の緊張や関節の動きの悪さが主な問題となるため、温めて血流を促進する方が効果的です。

③アイシングは対症療法

アイシングは痛みや炎症を一時的に抑える対症療法であり、股関節痛の根本原因である仙腸関節の動き、背骨の硬さ、重心バランスの崩れを改善するものではありません。急性期の痛みを抑えた後は、根本的な改善のために適切な整骨院等で治療やエクササイズ、姿勢の改善に取り組むことが重要です。

④個人差への配慮

アイシングの効果や適切な時間には個人差があります。自分の体の反応を観察しながら、最適な方法を見つけることが大切です。

それでも辛い場合はユース鍼灸整骨院にご相談を!

症状の本当の原因を特定

当院では、腰痛の表面的な症状だけでなく、その根本原因を特定することを重視しています。

多くの場合、股関節痛の真の原因は以下のようなところにあります。

  • 骨盤の歪み:土台となる骨盤の歪みが腰椎に負担をかける
  • 背骨の歪み:全体的な脊柱のバランス崩れ
  • 重心バランスの崩れ:体幹の安定性の低下
  • 筋肉の緊張と歪み:重心バランスの崩れに伴う、筋肉の過度な緊張
  • 血流不順:組織への酸素、栄養供給の低下

初回カウンセリング・検査の重要性

「症状を根本改善するためには、まずお身体の状態をしっかり把握する必要があります」という考えのもと、初回のカウンセリング・検査に十分な時間をかけ、一人ひとりの状態を詳しく分析します。

これにより、単純に「冷やす」「温める」という対症療法ではなく、なぜその痛みが起こったのかという原因にアプローチできるのです。

まとめ

アイシングは股関節痛の急性期における対処法ですが、

すべての股関節痛に適しているわけではありません。

急性期の炎症を抑えた後は、股関節痛の真の原因である全身のバランスの崩れに対処することが、長期的な改善には不可欠です。

アイシングを適切に活用しながら、根本的な体のケアにも取り組んでいきましょう。

症状が改善しない場合は、専門家に相談することをお勧めします。

院情報

ユース鍼灸整骨院

・埼玉県さいたま市見沼区東大宮4丁目1−4 トライフォース 2F

・JR宇都宮線「東大宮駅」から徒歩1分

・TEL 048-658-9431

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