オスグッドとは?
オスグッド病(オスグッド・シュラッター病)は、成長期の10〜14歳頃のスポーツをする子供に多く見られる膝の痛みです。
膝のお皿の下にある骨の部分が突出し、痛みを伴います。片足だけでなく、両膝に発症することもあります。
成長期に活発にスポーツをする子供にとって、この症状は練習や試合への参加を妨げる大きな問題となります。
オスグッドの根本的な原因
多くの場合、膝そのものに問題があるのではなく、膝に負担がかかる体の状態が原因となっています。主な原因は以下の3つです。
1. 股関節と足関節の動きの制限
膝の上下にある股関節と足関節の動きが悪くなると、その負担が膝に集中します。膝は体の中であまり動きが少ない関節であるため、前後の関節が硬くなったり、逆に過剰に動きすぎたりすると、膝に過度なストレスがかかってしまうのです。
2. 骨盤や背骨の歪み
骨盤や背骨は体の中心であり、膝まで繋がる重要な神経が通っています。これらに歪みがあると、神経伝達がスムーズに行われず、筋肉や関節が正常に働かなくなります。その結果、膝への負担が増大します。
3. 重心バランスの崩れ
膝に負担がかかっている子供は、膝が極端に曲がっていたり伸びていたりする姿勢をとっています。これは体が過度に前方重心か後方重心に偏っていることを意味します。
重心バランスが崩れていると、体が疲れやすくなり、パフォーマンスも低下します。この状態でスポーツを続けると、筋肉や関節に過度な負荷がかかり続けることになります。
効果的な予防方法①
股関節と足関節の柔軟性を保つ
膝への負担を減らすには、股関節と足関節の動きを良好に保つことが重要です。日常的に以下のような取り組みを行いましょう。
股関節の動的ストレッチや体操を練習前後に取り入れることで、股関節の可動域を広げます。
足関節についても、足首を回したり、様々な方向に動かしたりする運動を習慣化することが効果的です。ただし、無理な力を加えるストレッチは逆効果になる場合もあるため、痛みのない範囲で行うことが大切です。
効果的な予防方法②
◯正しい姿勢と体のバランスを整える
骨盤や背骨の歪みを防ぐためには、日常生活での姿勢に注意を払う必要があります。椅子に座るときは背筋を伸ばし、左右均等に体重をかけるようにします。片足に体重をかけて立つ癖や、カバンを同じ肩にばかりかける習慣も、体の歪みを生む原因となります。
また、スポーツの動作においても、正しいフォームを身につけることが重要です。偏った体の使い方は、特定の部位に過度な負担をかけ、怪我のリスクを高めます。
◯重心バランスのトレーニング
重心バランスが安定していると、姿勢が良くなり、様々な筋肉が効率的に活動できるようになります。バランストレーニングとしては、片足立ちや、不安定な面での運動などが効果的です。これらのトレーニングにより、筋肉の活動量が上がり、関節が正常に動くようになれば、体への負担は減り、運動パフォーマンスも向上します。
効果的な予防方法③
◯適切な運動量の管理
成長期の子供の体は、大人とは異なり、まだ発達途中です。過度な運動は筋肉の緊張を引き起こし、骨盤や背骨の歪みにつながります。練習のしすぎは避け、十分な休息時間を確保することが重要です。疲労が蓄積している状態で無理に運動を続けると、怪我のリスクが高まります。
◯早期発見と適切な対応
膝に少しでも違和感や痛みを感じたら、早めに専門家に相談することが大切です。初期段階で適切な対応をすることで、症状の悪化を防ぐことができます。「少しくらいの痛みなら大丈夫…」と我慢して運動を続けることは、症状を悪化させる原因となります。
従来の対処法の限界
湿布を貼って安静にする、膝に電気をかけて太ももの筋肉をマッサージする、サポーターをして運動するといった対処法は、一時的な痛みの緩和には効果があるかもしれませんが、根本的な解決にはなりません。
なぜなら、膝の痛みの原因は膝そのものではなく、体全体のバランスや動きにあるからです。
太もも前面の筋肉(大腿四頭筋)が硬いからとマッサージをしても、股関節や足関節の動き、骨盤や背骨の歪み、重心バランスの問題が解決されなければ、再び同じ症状が現れます。
まとめ
オスグット病の予防には、膝だけでなく、体全体のバランスを整えることが不可欠です。股関節と足関節の柔軟性を保ち、正しい姿勢を維持し、重心バランスを整えることで、膝への過度な負担を避けることができます。
成長期のスポーツ選手にとって、怪我の予防は競技力向上と同じくらい重要です。日頃から体のケアを心がけ、少しでも異変を感じたら早めに専門家に相談することで、オスグット病を予防し、健全にスポーツを楽しむことができるでしょう。体のバランスが整えば、パフォーマンスも向上し、より高いレベルでスポーツに取り組むことが可能になります。
院情報
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