皆さんこんにちは!
ユース鍼灸整骨院の加藤です!
今回のテーマは「腰痛のコルセット」についてです!
腰痛の方は馴染みがある「コルセット」。
ぎっくり腰の方は、応急処置としてコルセットを腰に巻くことがあります。
慢性腰痛の方では手放せなくなっている方も多いのではないでしょうか?
じつはそのコルセット、回復を遅らせている可能性があるのをご存知ですか…?
正しい方法で痛みに対処できるよう、今回の内容をぜひご活用下さい!
腰痛について
腰痛を経験する人は日本人のおよそ3人に1人(約30%)と言われています。
腰痛になるリスクとして、長時間のデスクワーク、運動不足、ストレスなどが挙げられます。
しかし、腰痛の痛みの85%は原因不明というデータもあります。
腰椎椎間板ヘルニアや、脊柱管狭窄症などの診断名のつかない腰痛がかなり多いということですね。
一般的にそういった腰痛は、痛み止めを使ったり、コルセットを巻いて安静にするなどの方法を勧められます。
整体院や鍼灸院などでは、マッサージや鍼治療で硬い筋肉を緩めたり、電気を当てて痛みを緩和させるなどの方法がとられます。
ご存知の通り、その場では良くてもなかなか持続せず、また痛くなってしまうケースが多いです。
コルセットってどうなの?
「先生、コルセットはつけたほうがいいの?つけない方がいいの?」
と、患者さんからよく質問されます。
どの患者さんにも、「コルセットをずっと巻いておく必要ありませんよ」と伝えています。
それはなぜか…。
じつはコルセットをつけると、腰を締め付けた影響で血流が悪くなり、治りにくくなってしまうのです!
腰痛の原因の多くは、背骨や骨盤が歪み、動きが悪くなることで起きる「血流障害」です。
血液の流れが悪くなれば、栄養や酸素が届かず、老廃物も溜まってしまい、痛みにつながります。
そして、その部位をコルセットで締め付けるということは…。
なんだか健康を害する気がしてきませんか…?(笑)
コルセットをつければ一時的には腰が安定したように感じますが、その間に血流が悪くなっています。
長く使えば、人間の治癒力が失われて痛み続ける体になってしまうのです。
ユース鍼灸整骨院が考える腰痛の原因
● 「骨盤と背骨の歪み」
骨盤や背骨が歪むことで、身体には様々な問題が起こります。
じつは、人間の体は左右対称ではありません。
歪みが常態化している人は、繰り返しギックリ腰になるなど、つらい症状を繰り返してしまう傾向があります。
●「重心バランスの崩れ」
背骨や骨盤が歪むと、重心バランスが崩れます。
重心バランスが崩れると身体が重力に負けてしまい、体はダメージを負うことになります。
その結果、痛みが出たり、余計に身体の動きが悪くなってしまうのです。
コルセット以外の対処法はないの?
コルセットで腰を安定させることは、一時的には効果があります。
ですので、不安を感じる動作や作業をするときにだけ、上手に使用してください!
腰痛に対するその他の対処法は次のとおりです。
腰痛への対処方法
- 散歩、ラジオ体操などの軽い運動
- 鉄分補給
- 水分補給
- お風呂に浸かり身体を温める
- お尻の筋肉(殿筋)のトレーニングをする
痛くて動けない、痛み止めが効かないなどの症状は治療が必要です。
その場合はセルフケアの範疇を超えているので、ぜひ根本的な治療をおすすめします!
以上、腰痛コルセットについてでした!
コルセットはうまく活用していきましょう!
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